趣旨
児童虐待に関する相談対応件数は依然として増加傾向にあり、特に、子どもの生命が奪われるなど重大な事件も後を絶たず、児童虐待問題は社会全体で早急に解決すべき重要な課題となっている。そのため、虐待の発生予防、早期発見・早期対応から虐待を受けた子どもの自立に至るまでの切れ目のない総合的な支援が必要である。これらの総合的な対策が地域に根づき、効果的に実施されていくためには、援助関係者を含む各界各層の幅広い国民の理解を深めていくことが不可欠である。
このため、11 月を「児童虐待防止推進月間(以下「月間」という。)」と定め、期間中に児童虐待防止のための広報・啓発活動など種々な取組を集中的に実施することにより、家庭や学校、地域など社会全般にわたり、児童虐待問題に対する深い関心と理解が得られるよう、多くの民間団体や国・地方公共団体など関係者の積極的な参加を求め、協働して児童虐待防止対策への取組を推進し、その充実と定着を図るものである。
基本方針
標語
『さしのべた その手がこどもの 命綱』
平成25 年度「児童虐待防止推進月間」標語として全国公募により選定された
伴 美里(ばん みさと)さん(愛知県)の作品
期間
平成25年11月1日(金)から30日(土)までの1か月間。
ただし、地域の実情に応じ、期間延長等を変更する場合があります
主唱者
厚生労働省、内閣府
7月26日に平成25年度 全国児童相談所会を開催しました。
開催に併せまして、全国児童相談所会が実施した性的虐待に関する調査について、機関誌『全児相』通巻95号別冊にとりまとめました。
以下よりダウンロードしてご覧下さい。